2019年8月29日木曜日

パーソナルトレーナーが言ってはいけないこと其の二

もともとパーソナルトレーナーは、プロアスリートやアマチュアアスリート以外で、不特定多数の利用客がいる施設ではトレーニングが思うようにできない有名人やセレブを顧客にしてきました。日本においては、パーソナルジムを運営し始めた「〜メソッド」の某トレーナーのメディア露出をキッカケに一挙に普及し始めた感があります。そのトレーナーのジムでサポートされながらトレーニングする月の費用が数十万円でした。それも当然で、狭い個室のジムでたった1人のトレーナーがコーチングするんですから、単価が高くなるのは当たり前です。会社を運営する場合の一人当たりの人件費は諸費用含めて1時間あたり1〜1.6万円くらいかかります。そこにジム利用料、専門技能料、サービス料などが加算されますから、会費はどんどん高くなります。勘違いしていけないのは、効果があるから高い費用を要するのではないということです。筋肉がついたり、脂肪を落として痩せたりするための科学的理屈はトレーナーごとに違うはずがありません。もし「独自の理論で.....」などというトレーナーがいたら近づかないに越したことはありません。
しかし、よくよく考えてみて下さい。アフリカでは食べ物がなくて子供がやせ細っている地域があります。裕福でない肉体労働者は、わずかな日銭を稼ぐために体を酷使して筋骨隆々です。そんな、人間の身体の摂理に従うだけのことで大金をトレーに支払う人たちが多勢いらっしゃります。奇特なことですね。

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