2019年8月23日金曜日

GSOMIA破棄でも沈黙のトランプ大統領の真意

トランプ大統領は饒舌すぎるほどツイートするのが常であるが、今回のGSOMIA破棄では沈黙したままである。彼のポリシーは明確である。米国にとって利益をもたらすか否かである。利益とはまわりくどいものではなく単純に経済的利潤のことである。このポリシーの前では敵国は難攻不落の手強い顧客であり、同盟国などの友好国は気安い常連客である。日本政府はトランプ大統領の友人関係を演出したがるが、トランプ大統領にしてみれば親しく気安い一顧客に過ぎない。トランプ大統領の任期中と今の韓国との関係性においてはそのことを念頭において、日米安保の不確かさと日本独自の安全保障を真剣に考える必要がある。N国が掲げる公約のような瑣末ごとに気を取られてはいけない。

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