2019年8月28日水曜日

パーソナルトレーナーが言ってはいけないこと

世の中には色んな種類のアスリートがいます。筆頭にあげられるのがプロアスリート。これは競技をするとお金が貰える人、もしくは、競技に勝つことで賞金が貰える人たちです。次に挙げられるのが、アマチュアアスリートです。この人たちは競技成績の優越で賞金などは一切貰えませんが、名前と成績を世に残すことが出来ます。また、スポンサーがつくことでお金が貰えることがあります。そして、最後が自称アスリートという人たちです。場合によっては、トレーニーという方もいます。この人たちは自身の健康や自己顕示欲や自意識のために苦しいトレーニングに励みます。しかも、最近の風潮で、施設に利用料金を支払うだけでなく、わざわざパーソナルトレーナーに高い費用を支払ってまで雇ったりします。競技の賞金が得られたりスポンサーがつく可能性が皆無にも関わらずです。これはとてもすごいことだと思います。おそらく、欧米などでこのようなサービスに高い費用を払っているのは映画俳優や歌手などの高所得者くらいなものでしょう。 私は長い間スポーツジムでウェイトトレーニングに関わってきましたが、一度として個人トレーナーが必要だと感じたことはありません。人が何かを学ぶ行為の第一歩は人を真似ることです。いちいちトレーナーに教わらなくても、ジムには常連のお客さんたちが多勢いますから、この方たちのやり方を真似ればいいだけのことです。よく、個人個人体質や気質が違うので各々に見合ったトレーニング方法を提供するなどとわたしたちはいってきましたが、そんなのは戯言です。トレーニング初心者などは何をやっても筋肉はつきますし、痩せます。これが真実です。トレーナーを雇う人がよくいうのが、はげましてくれるのでやる気になりますなどということです。しかし、いつまでもトレーナーを雇い続けられる人はいません。金銭的な理由や気持ちの問題からです。所詮、自分の意思でストイックになれる人や、よろこびを見出した人でなければ継続はできないのがトレーニングです。そして、トレーナーを雇う人たちはほぼ間違いなくリバウンドしています。承認欲求のように他者の意思に委ねられたものでは習慣化はしないのです。「♪やる気スイッチ、君のはどこにあるんだろう〜」この歌こそ真理です。

0 件のコメント:

コメントを投稿